「ジェンダーレス」「ジェンダーニュートラル」「ジェンダーフリー」
このような言葉を耳にする機会が随分増えたような気がします。
性別にとらわれず、個性を大事にするという多様な生き方が求められるようになった今、「ジェンダーレス」なアイテムやブランドが続々と登場しています。今回はジェンダーレスなアイテムを取り扱っているブランドをご紹介します!
ジェンダーナチュラルビューティー LAKA(ラカ)
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韓国発のジェンダーニュートラルなビューティーブランド「LAKA(ラカ)」
ラカは「美しさは、誰もが好きなように楽しむことができるもの」と、特定のジェンダーだけがメイクをするものという固定概念を変えて、どんな人でもメイクを通して個性を表現しようと考えています。
シンプルで飽きの来ないデザインパッケージと、誰にでも似合うカラー展開は性別問わず捨て色無しです。
化粧ポーチに一つは忍ばせたいアイテムですね。
自分らしくいることの大切さを教えてくれる下着 REING(リング)
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ジェンダーニュートラルなアンダーウェア「REING(リング)」
リングは生まれながらにして付与される「性別・人種・体型」といったラベルを問い直し、固定観念を超えていく創作活動をされていて、SNSでも積極的に発信しています。
性別や体型を越え、個の人間が気持ちいいと感じるアンダーウェアはトランクス、ボクサーパンツ、ブラレットの3種類。米国NASAのために開発された温度調整素材のアウトラスト・テクノロジーを活用した生地を採用。肌触り、そしてストレッチ性が良いのが特徴的です。
リングのアンダーウェアは自分らしくいることの大切さを教えてくれる、そんなブランドではないでしょうか。
自分の爪に自信がもてるネイル M.N.B.B(エムエヌビービー)
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2021年に発売されたジェンダーレスなネイルシリーズ「M.N.B.B(エムエヌビービー)」
エムエヌビービーのネイルは「性別・年齢・スタイルにとらわれず自分の爪に、もっと自信を」という願いが込められているジェンダーレスなネイルです。
カラーは「セミマット」「グロッシー」の2種類。さりげいカラー補正で爪をキレイに見せながらも、補強&うるおいケアもしてくれます。性別問わず、学校や職場であまり派手なネイルが出来ないという方や、さりげなく爪をケアしたい方にピッタリです◎
全国のドラックストア・バラエティショップで購入できます。
水泳競技やレスリングのユニフォームにインスパイアされた水着 hirsuit(ヒールスーツ)
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ニューヨークでデザイン、ロサンゼルスで製作されているアメリカ発のスイムウェア「hirsuit(ヒールスーツ)」
様々な体型やジェンダーの人の為にデザインされた水着は、20世紀初頭の水泳競技やレスリングのユニフォームにインスパイアされて作られました。水着はリバーシブルで、背中とサイド部分にはリバーシルのカラーがステッチされていてオシャレです!
生地にはリサイクルポリエステルと伸縮性のあるスパンデックスが使用されており、環境にも優しい作りとなっています。性別や体型、年齢に関係なく全ての人が愛用できるのが嬉しいですね。
カラフルでPOPなジェンダーレスコスメ BOTCHAN (ボッチャン)
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男性だけでなく女性も使えるジェンダーレスコスメ「BOTCHAN(ボッチャン)」
メンズコスメのイメージがある方も多いと思いますが、ボッチャンはジェンダーの枠を抜け出し、自分の価値観や自分のペースでもっと気軽にスキンケアを楽しめる時代へという意味が込められています。
天然植物由来成分にこだわり、パラベンフリー、ノンアルコール、無着色。
さっぱり感を感じながらもしっかり保湿してくれます。
洗面台にポンと置いていても絵になるデザインパッケージは、毎日使うのが楽しみになりそうです!
誰もがフラットに着れる洋服 OLDERBROTHER(オーダーブラザー)
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「Keep Portland Weird(変わり者でいよう)」というスローガンを掲げる町アメリカオレゴン州のポートランド。ヒッピー文化が根付き多様な人々を受け入れる町は、毎年全米で住みたい都市にランクインされるほど人気の場所です。
そんなポートランドで生まれた「OLDERBROTHER(オーダーブラザー)」は、性別や人種に関係なく、誰もがフラットに着れる洋服を製作しています。
環境に配慮した製品には日本のオーガニックコットン、ウール、ライスペーパー、リネンが使用され、天然染料で染められた優しい色合が特徴的です。
オシャレだけでなく機能的な洋服(ユイセル)
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SENSE OF PLACE (センスオブプレイス)から誕生したアクティブウェアブランド「Uiscel(ユイセル)」
Uiscel (ユイセル)とはアイルランド語で”水”を意味する「uisce」と、”細胞・小さな空間”を意味する「cell」を掛け合わせた造語です。ユイセルの洋服はジェンダーレスで、家の中でも家の外でも楽しめるような作りになっています。
撥水加工や速乾性のある素材を使っているものもあり、オシャレだけでなく機能的なのも嬉しい。ㅤㅤ
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その人らしさが表現できるようなジュエリー Marc Mirren(マーク ミレン)
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スウェーデン発のジュエリーブランド「Marc Mirren(マーク ミレン)」
マークミレンは性別や人種、階級、文化、身体など社会的なレーベルだけでは、その人の個性は表現できない考え、その人らしさが表現できるようなジュエリーを製作しています。
また、どんなに美しいジュエリーだとしても、地球に優しくないジュエリーであるべきではないと、環境保護にも力をいれています。ジュエリーを包む箱は、FSC認証のリサイクル紙で出来ており100%リサイクル可能。 箱に印字されているインクも大豆から作られており、二酸化炭素の排出量削減に努めています。
1万円以内で購入できるジュエリーも多く、重ね付けしても素敵です。
まとめ
いかがでしたか。
SDGs(持続可能な開発目標)が掲げる17の目標の中にも、2030年までに「ジェンダー平等を実現しよう」という項目があります。
私たち解決していかなければいけない問題には、男女格差や性差別、偏見などジェンダーに関わる問題が根強く残っていて、2030年までに目標を達成するには、かなりペースアップして頑張らないと達成は厳しい状態です。
”男性はこうあるべきだ”、”女性だからこうしなければならない”など、性別だけで決められてしまう時代はそろそろ終わりにしたいもの。
「男性だから」「女性だから」というのではなく、その人自身がどうなのかをもっと私たちは考えて、暖かく受け入れられる世の中にしていきたいですね。