エシカル消費とは
最近「エシカル」という言葉をよく耳にしますよね。「エシカル(ethical)」とは倫理的、道徳上という意味で、「法律的で決められたルールではないけれど、多くの人が正しいと思う行いをすること」最近では”エシカル消費””エシカルファッション”など環境問題や社会生活の中でよく使われる言葉になりました。
エシカル消費ってどんな行動?
具体的にエシカル消費とはどんな行動なのでしょうか。
私たちが何か商品を購入する時に、その商品が誰がどのようにして作ったのかを意識することはありませんよね。エシカル消費は「これは誰がどのようにして作ったのかな?」と考えることが大切なのです。
エシカルマークを覚えよう
FSC認証 適切に管理された森林資源を使用した商品 (ティッシュ、トイレットペーパー、コピー用紙など) |
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MSC認証 厳格な規格に適合した漁業で獲られた持続可能な水産物にのみ認められる証。(コンビニのおにぎり、ちくわ、ツナ缶など) |
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RSPO認証 環境への影響に配慮した持続可能なパーム油を使用した商品等に使用(石鹸、洗剤、マーガリンなど) |
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JASマーク 化学的に作られた肥料や農薬を使わない農産物や加工品、有機農産物と同じように作ったエサを食べさせて、自由に育った家畜の卵や乳、肉などにつけられるマークです。※引用:農林水産省「子供の食育(JASマーク)」 |
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GOTS認証 オーガニック70%以上の認証を得たもので製造され、全ての製造過程で基準をクリアした工場で生産された製品にのみ付与。 |
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エコマーク 商品のライフサイクル全体を考慮した環境保全に資する商品を認定し表示する制度。(文房具、制服、建築資材、土木製品など) |
フェアトレード商品の購入
- フェアトレード商品の購入
※「公正な価格」で継続的に農家と取引し、農家の⽣活をサポートする取り組み。 - 障がい者支援につながる商品の購入
- 寄付付き商品の購入
環境に配慮した消費
- エコ商品を購入
- リサイクル商品の購入
- 資源保護の認証がある商品の購入
- マイバック・マイボトルを持参する
- 自転車を利用する
地域に配慮した消費
- 地産地消
- 地元のお店で買い物をする
- 被災地商品の購入
動物福祉(アニマルウェルフェア)
- エシカルファッション
- アニマルフリー
- 動物実験をしていない化粧品を買う
まとめ
今日から全てをエシカル消費に変えるのは難しいと思いますが、これから買い物をする時に「この素材は何かな」「この生産国はどこだろう」とラベルを見たり、考えたりすることも立派なエシカルの行動の一つです。自分のライフスタイルの中で無理をせず、出来るところから「エシカル消費」を始めてみましょう!
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