もうすぐバレンタインデー!
2月14日はバレンタインデー
日本ではバレンタインデーは大切な人にチョコレートを贈る習慣がありますが、実はこの習慣は日本独自のものというのはご存知ですか。
海外ではチョコレート以外のお菓子、花束やメッセージカードなど女性からだけでなく、男性から女性にプレゼントすることも多いのです。
そんな日本独自のバレンタインデーの習慣は、日本チョコレート・ココア協会が2月14日を「チョコレートの日」として制定された1970年代頃から、バレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈るというのが定着しました。
最近では、バレンタインデーは女性から男性に贈るだけでなく、大切な家族や友人、または自分自身のご褒美としてチョコレートを楽しむ方も増えてきてました。
チョコレートもエシカルな時代へ
一般社団法人 日本記念日協会が発表した「バレンタインデー」の2021年の推計市場規模は、前年比約20%減の約1050億円でした。
コロナの影響もあり、2020年度の約1310億円から約260億円の減少という結果でしたが、コロナ過にも関わらず1000億円以上の経済効果をもたらしたバレンタイン。
一つのイベントでこれだけの市場規模をもたらすバレンタインデーは、もはや日本人にとっては無くてはならないイベントの一つということが分かりますよね。
でもそれだけ市場規模が大きければ、生産地の人々や環境負荷のことも気になりませんか??
そんな華やかで楽しいバレンタインですが、実は貧困や児童労働など、カカオ産業が抱える問題はとても大きいのです。近年ではサステナブルやエシカル消費の注目の高まりから、カカオ産業が抱える様々な問題に取り組む企業やお店が増えてきました。
私たち消費者も今年のバレンタインは、美味しく食べながら貢献できるような商品を選んでみてはいかがでしょうか。
サステナブルなチョコレートの選び方
フェアトレード商品
フェアトレードとは生産者、労働者、買取り業者が、公平な関係で取引した商品。
発展途上国といわれている人たちの生活改善と自立を目指すことを目的としています。
オーガニック商品
オーガニックとは、農薬や化学肥料を用いないでなるべく自然な状態で育てた農産物のこと。
農薬や化学肥料を使うことで、土の中の環境を壊して、生態系を崩してしまう恐れがあると言われている。
ヴィーガン商品
ヴィーガンとは、肉類や魚類(かまぼこなどの加工品も含めて)、卵、乳製品、蜂蜜など、動物性由来の素材を一切使わないで作られたもの。
地産地消を使った商品
地元の食材を活用する「地産地消」
地元の食材を活用することで、地域の活性化につながるだけでなく、輸送コストやCO2排出量など環境負荷を抑えることもできます!
エシカルな取り組みをしているお店8選
Little MOTHERHOUSE(リトルマザーハウス)
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途上国の可能性を形にしたモノづくりを行っているファッションブランド「MOTHER HOUSE(マザーハウス)」
そのマザーハウスから2021年 新たな事業として生まれたチョコレートブランド「Little MOTHERHOUSE(リトルマザーハウス)」
「スラウェシ島から、カカオを通して世界を変える」という理念のもと、現地のカカオ農家の技術指導から買取りまでを一貫して行うことで、現地の人々の生活向上、環境保全に繋げています。
色鮮やかなパッケージが特徴の「イロドリチョコレート」は全12種類の展開。
”桜花”や”立夏”など、日本の四季をイメージした名前が付けられており、独自で配合したホワイトチョコレートに天然素材で色づけたチョコレートが特徴。
チョコレートはオンラインショップ又はマザーハウス全店、ジュエリーマザーハウス本店などで販売しています。
imperfect(インパーフェクト)
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東京 表参道ヒルズに店舗を構える「imperfect(インパーフェクト)」
「Do well by doing good.(いいことをして世界と社会をよくしていこう)」というコンセプトのもと、女性の社会進出や環境に配慮されて生産されたナッツやチョコレート、コーヒーなどの商品を提供しています。
コートジボワールの森林保全、及び農家の自立支援を通じて生産されたカカオを使用したチョコレートは、一つ840円と購入しやすい価格なので、色々なフレーバーを食べ比べするのもオススメ!!
商品は表参道ヒルズ本店又はオンラインショップでも購入可能。
foo CHOCOLATERS(フー・チョコレーターズ)
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広島空港内にお店を構えるヴィーガンボンボンショコラ専門店「foo CHOCOLATERS(フー・チョコレーターズ)」
広島県 尾道市発祥の人気チョコレート工場「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」の姉妹ブランドで、2018年に誕生しました。
一人でも多くの方に食べて欲しいという想いから、様々な宗教や価値観を持っていても食べられるように、材料は全て植物性のものにこだわって作られています。
越前和紙を使ったパッケージが美しいボンボンショコラは「真朱(まそほ)」と「瑠璃(るり)」の2種類から。一箱\3,456(税込)、6粒入りで6種の味を楽しめます。
自分へのご褒美チョコレートにいかがでしょうか。
Dari K(ダリケー)
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京都 三条に店舗を構えるカカオショップ「Dari K(ダリケー)」
Dari K(ダリケー)はインドネシア スラウェシ島のカカオ生産の変革を目指し、”生産者”、”消費者”、”環境”、みんなが笑顔になれる「All-win Chocolate」のチョコレート作りをされています。
ほろ苦いダークチョコレートをラングトシャで挟んだカカオサンドクッキーは、Dari K(ダリケー)の定番商品!! パッケージには再生紙を使用。個包装なので、職場や友人へのお配り用にも最適です。
PANA ORGANIC(パナ オーガニック)
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2012年にオーストラリア メルボルンで誕生したオーガニック スイーツブランド「PANA ORGANIC(パナ オーガニック)」
「世界中の誰もが食べられる、人にも地球にも優しい、loveが込められた最高に美味しいチョコレート」というコンセプトのもと、2018年に日本に上陸。
チョコレートは全て100%植物性でグルテンフリー、日本でも有機JAS認証しています。パッケージには環境不可が少ない素材を使っており、身体にも環境にも優しいチョコレートです。
商品はオンラインショップ、楽天、AMAZONで購入可能。
green bean to bar CHOCOLATE(グリーンビーントゥバー チョコレート)
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東京、福岡、京都に店舗を構える「green bean to bar CHOCOLATE(グリーンビーントゥバー チョコレート)」
カカオからバーになるまでの全行程を一つ一つ丁寧に手作業で作る「ビーントゥバー」
インターナショナルチョコレートアワードで賞を獲得したチョコレートは、マダガスカルの高品質なカカオ豆を使用。
オリジナルデザインの和紙とオーガニックインクが使用された上品な包み紙は、男性や目上の方へのギフトにも最適。
バレンタインデー・ホワイトデーコレクション以外に、ビーントゥバーのギフトボックスや、ガトーショコラなどもあるので、どれにしようか迷ってしまいますね。
HP : https://greenchocolate.jp/
Instagram : @greenbeantobar_chocolate
People Tree(ピープルツリー)
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フェアトレード&オーガニックとして有名な「People Tree(ピープルツリー)」のチョコレート。
世界中の小規模農家からフェアトレードで取引することで、生活が自立できるような支援をしています。素材はすべて有機原材料を使用し、余計なものは一切加えずに作られたチョコレートは、2017年社会と商品の両面から持続可能な社会の実現に繋がると認められた「ソーシャルプロダクツ・アワード」の国際部門を受賞。
人気の板チョコ以外に、バレンタインは秋冬限定の缶入りチョコ¥2,160(税込)もおススメです。
Cacao Market by MarieBelle(カカオマーケット バイ マリベル)
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ニューヨーク発のチョコレート専門店「Mariebelle(マリベル)」
その姉妹店「Cacao Market by MarieBelle(カカオマーケット バイ マリベル)」では、創業者マリベルの故郷であるホンデュラスのカカオ豆を使ったチョコレートバーを量り売りで購入することが可能。
好きなフレーバーを必要な分だけ詰め合わせて貰えるので、食品ロスを防ぐことができます。また、高品質なカカオ豆を作るためのレクチャーすることで、ホンデュラス女性の自立を支援しています。
HP : https://www.cacaomarket.jp/
Instagram : @cacaomarket_japan