日焼け止めには【紫外線吸収剤不使用】のノンケミカルと呼ばれる【紫外線散乱剤タイプ】と紫外線吸収剤を使用する【紫外線吸収剤タイプ】の2種類があるのはごぞんじですか?
【紫外線吸収剤不使用】でノンケミカルの日焼け止めは、低刺激設計なモノが多く敏感肌の方や赤ちゃんにも使えるアイテムも存在します!
今回はそのなかでも【紫外線吸収剤不使用】でプチプラの日焼け止めをご紹介します。
あなたの肌に合った日焼け止めを見つけるコツなどもご紹介しますので、参考になればうれしいです♪
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、肌にやさしい?
『紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは肌にやさしいって聞くけど、実際はどうなの?』
紫外線吸収剤不使用の【紫外線散乱タイプ】の日焼け止めは、敏感肌用や赤ちゃんにでも使用できるタイプが多く存在します!
今までは、ドラッグストアで日焼け止めを選ぶ時も【どちらタイプの日焼け止めか?】を意識したことがなかった方も多いのではないでしょうか?
塗り心地や質感で『なんか前の日焼け止めと違う。。』と感じていたかもしれません。
そんなどちらのタイプの日焼け止めにもメリットやデメリットがあるので、チョットだけお勉強です。
日焼け止めの種類は2種類【紫外線吸収剤タイプ】と【紫外線散乱剤タイプ】
ではさっそく紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの【紫外線散乱タイプ】と【紫外線吸収タイプ】の日焼け止めの違いをご説明しますね!
【紫外線散乱タイプ(ノンケミカル)】
日焼けを止める方法:粉状の散乱剤で紫外線を反射させ、日焼けから肌を守る
質感:重めの質感
白浮き:しやすい(最近のモノは昔と比べ全然マシ♪)
日焼けを止める方法:化学反応で紫外線を熱に変える。
質感:サラッと伸びが良く、ピタッと肌に密着
白浮き:しにくい
肌の上で化学変化が起きているので、【紫外線吸収剤タイプ】の日焼け止めはケミカルタイプと呼ばれ、逆に紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの【紫外線散乱タイプ】は、肌の上で化学変化が起きないのでノンケミカルタイプと呼ばれています。
ノンケミカルって聞くと肌にやさしそうですよね。
『ノンケミカル』の日焼け止めでも、日焼け止めの方法がノンケミカルなだけであって、化学物質が全く含まれていないという意味ではないので、極度に気になる方は注意が必要です!
ハワイでは紫外線吸収剤入りの日焼け止めは使えない?!
ハワイでは紫外線吸収剤入りの日焼け止めを使えません、なぜならばサンゴを守るためです!
夏のビーチリゾートと言えば思い浮かぶのが青い空、どこまでも遠浅の青い海、黄金の砂浜とサンゴ礁。
そのサンゴ礁が、紫外線吸収剤の成分で白化するという研究結果に基づいて、ハワイ・パラオ・フロリダ・カリブ海・メキシコ等で使用又は販売の禁止がされています。
海洋プラスチックごみ問題はよく聞くSDGsな問題ですが、海洋問題でもサンゴ問題はニュースやTV等でもあまり見ることはありません、キレイな幻想的なサンゴ礁のある海を孫の代まで残すのは私たちの責任かもしれません。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの選び方
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めのカンタンな見分け方や、日焼け止めの選び方を改めて理解することで、出来るだけ肌に負担をかけずに紫外線から肌を守っていきましょう!
あなたのライフスタイルに合った日焼け止めのチョイスが、あなたのキレイの源です!
日焼け止めにもパワーがあり、必要以上のモノを使うのはちょっとね。。。
正しく日焼け止めをチョイスするコトも、ハッピーなキブンで毎日を過ごすポイントかも!?
プチプラであなたにピッタリな紫外線吸収剤不使用の日焼け止めが見つかるとなおさらラッキーですよねっ!
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの見分け方
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの見分け方はいたってシンプル、パッケージに
・ケミカルフリー
このどちらかのワードが、これ見よがしにアピールしてきます。
ドラッグストアによっては【紫外線吸収剤不使用の日焼け止めコーナー】を設けているところもあるので、日焼け止めコーナーを見渡せばパッと目に付くようになっています。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めはパッケージデザインの主張が弱く目立ちにくい気がするのは私だけ?!
いまさらだけど、あなたにあった【SPF】と【PA】は?
意外と本当の意味まで知られていませんが、紫外線から肌を守る目安として【SPF】【PA】があります。
シミやソバカスの原因となる【紫外線UV-B】から何時間ぐらい肌を守れるか?の目安の数値(赤くなる日焼け)
SPFの範囲:2~50+
※SPFには細かな計算式があるので、SPF2が2分紫外線から肌を守れるというわけではありません
SPFの測定法:日本化粧品工業連合会https://www.jcia.org/user/business/guideline/spf
光老化の(シワ・タルミ)原因となる【紫外線UV-A】からどれだけ肌を守れるか?の目安(黒くなる日焼け)
PAの範囲:+~++++の4段階(+プラスで表記されます)
SPFやPAの数値を知ってもどれを選べばいいのかわかりませんよね、そんなあなたにどの性能のモノを選んだらいいのか?という目安が日本化粧品工業連合会編「紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果」より発表されています。
日常的な買い物や散歩などは:
【SPF10~20 PA+】
屋外での軽いスポーツやレジャー:
【SPF15~35 PA+~+++】
夏の海のような炎天下:
【SPF30~50 PA++~++++】
普段の通勤や子供の送り迎えにはSPF値が低いものを塗りなおした方が、SPF値が強いものをずっと付けているよりは、肌にはやさしそうですよね。
お湯や石鹸で落とせる?落とせない?
肌への優しさを追求するのなら、日焼け止めもお湯や石鹸で落とせるほうがシンプルで良いですよね。
昔は【日焼け止め専用のクレンジング】というモノがありましたが、今では日焼け止めも落としやすくなり、ほとんどの日焼け止めが【メイク落としで落とす】【石鹸で落ちる】の2択になってきました。
石鹸やお湯で落とせる洗顔は、肌にやさしそうですよね。
化粧下地や美肌効果のある日焼け止めも
日焼け止めも進化して多機能になってきています。
・化粧下地になる日焼け止め
・ファンデーションタイプの日焼け止め
いろんな日焼け止めが各メーカーから発売されているので選ぶのに迷っちゃいますが、そこは楽しみながら選んじゃいましょう!
【紫外線吸収剤不使用】のプチプラ日焼け止めオススメ9選
ドラッグストアなどでも売っているプチプラの【紫外線吸収剤不使用の日焼け止め】をご紹介いたします!
あなたにあった日焼け止めの使い方に合わせて、ピッタリな日焼け止めが見つかれば嬉しいです!
では、さっそくヒアウイゴー!
ちふれ:サンスクリーンミルク UV マイルド
・30ml
・石鹸で落とせる:〇
・ミルクタイプ
・ノンアルコール / 無着色 / 無香料
・ウォータープルーフ
高品質なのに低価格、元祖プチプラコスメブランドとして人気のちふれから【日やけ止め ミルク UV マイルド】をご紹介します!
ミルクタイプの日焼け止めで、すんなりと馴染む付け心地です。
水や汗、皮脂にも強いウォータープルーフで、顔とからだの全身に使用できるお財布にやさしいプチプラの日焼け止めです。
保湿成分のヒアルロン酸やトレハロースが配合されているのも魅力のひとつです。
ママバター:UVバリア モイストクリーム
・45g
・石鹸で落とせる:〇
・ミルクタイプ
・合成香料 / 合成着色料 / パラベン不使用
・天然由来成分98%
シアバターが持つ植物の生命力とやさしさを詰め込んだママバターの【UVバリア モイストクリーム】です。
赤ちゃんから家族みんなで使えるやさしさにこだわり、天然由来の保湿成分シアバターをメイン保湿成分とするコスメを世に送り出す『ママバター』
SPF値は27と低いですが必要な時にだけ付けることのできる、ストレスのない日焼け止めです。
全身に使用でき、石鹸で落とせるのもポイントです。
ORBIS(オルビス):サンスクリーン オンフェイス モイスト
・35g
・石鹸で落とせる:〇
・クリームタイプ
・無油分 / 無香料
・美肌に見せる日焼け止め
プチプラコスメと言えばオルビスのイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか、そんなオルビスから【サンスクリーン オンフェイス】をご紹介します。
日焼け止めと化粧下地の1本で2役をこなす優れモノ。
『化粧下地にも』という日焼け止めが多い中、オルビスは『化粧下地』と言い切ってます♪
薄肌色のクリームが毛穴を程よく隠し白浮きせず、素肌感を大切にしつつ艶めく美肌を演出します。
モイストタイプとローションタイプがありますが、ローションタイプは石鹸では落とせないので気を付けてね。
※メイクアップ効果
キュレル:UVカット デイバリアUVローション
・60ml
・石鹸で落とせる:〇
・ローションタイプ
・無着色 / 無香料 / アルコールフリー
・赤ちゃんにも
・医薬部外品
乾燥性敏感肌の方に明るい気持ちを届けたいキュレルから、セラミドケアの【UVカットデイバリアUVローション】です。
紫外線からお肌を守るだけではなく、デイバリア機能が付いた日焼け止めです。
デイバリアって最近よく聞くけど、何?
デイバリアとは、大気中に溢れるチリや花粉などの汚れの付着を防ぐ機能です。
1歩家を出ると様々な敵が襲ってきます、キライな上司やニガテなシゴトからは身を守れませんが、チリや花粉等の大気の汚れを防ぎ紫外線から身に守るのがキュレルのUVカットデイバリアUVローション】です。
ウルンラップ:ノンケミカル UV クリーム
・25g
・石鹸で落とせる:〇
・クリームタイプ
・合成香料フリー / 合成着色料フリー / アルコールフリー
・楽天で1番売れているノンケミカル日焼け止め
ウルンラップというブランドを知らない方も多いと思いますが、楽天でノンケミカル日焼け止めで一番売れているのがウルンラップの【ノンケミカル UV クリーム】です。
ウルンラップは水溶性の紫外線散乱剤(酸化セリウム)を使っているので白浮きせず、いつでも気軽にサッと使えるのでカンタンに塗りなおしができるのが嬉しいポイント!
SPF値が低く、肌にも地球にもやさしい日焼け止めが、ウルンラップの【ノンケミカル UV クリーム】です。
イハダ:薬用 UVスクリーン
・50ml
・石鹸で落とせる:〇
・ミルクタイプ
・無香料 / 無着色 / アルコール無添加
・赤ちゃんから大人まで(新生児を除く)
・医薬部外品
資生堂の顔の肌トラブルを「治す」外用薬ブランドのIHADA(イバダ・医肌)から日焼け止めの【薬用UVスクリーン】です。
抗肌あれ有効成分(グリチルリシン酸ジカリウム)が、肌あれ・ニキビなどの肌トラブルを予防し、敏感肌の方でも毎日使える低刺激設計。
ミルクタイプでサッとのび、付け心地も◎
SPF50+、PA+++のほぼ日焼け止めの最強スペックを誇り、強力な紫外線から肌を守ります。
ニベア:UVプロテクトウォーターミルクマイルド
・30ml
・石鹸で落とせる:〇
・ミルクタイプ
・無香料 / 無着色 / ノンアルコール
・うるおい成分ヒアルロン酸配合
ニベアと言えば冬のコタツで家族団らんのイメージですが、夏もうるおいのニベアの【UVプロテクトウォーターミルクマイルド】があります。
夏だって日焼けの乾燥もありますよね
ノンアルコール処方で敏感な肌にも紫外線から身を守ります。
ニベアだけあって、うるおい成分のヒアルロン酸配合も嬉しいポイントです!
アンドフリー:薬用美白UVクリーム
・30g
・石鹸で落とせる:〇
・クリームタイプ
・香料 / 着色 / パラベン / アルコール不使用
・美白UVクリーム
・医薬部外品
アンドフリーと言うよりかはプチプラでおなじみの【KISSME】といった方が分かりやすいかも、【薬用美白UVクリーム】です。
もしかして、世代のギャップ????
紫外線から肌を守るだけではなく、メラニンの生成を抑えシミそばかすを防ぐ美白UVクリームで、セラミドやスクワラン配合でお肌もうるおう。
SPF50+でPA++++の紫外線防御力の最高スペックをたたき出す、アンドフリーの【薬用美白UVクリーム】です。
サンゴに優しい日焼け止め
・12g
・石鹸で落とせる:〇
・バームタイプ
・100%自然由来成分
その名もずばり【サンゴに優しい日焼け止め】です。
沖縄生れの100%自然由来成分で出来た日焼け止めで、『沖縄のサンゴを傷つけない為に』という想いから沖縄出身の女性起業家がクラウドファンディング資金を募り開発されたのが【サンゴに優しい日焼け止め】です。
日本では紫外線吸収剤タイプの日焼け止めが禁止ではありませんが、沖縄に行くときはチョット頭の片隅に入れときたい【サンゴに優しい日焼け止め】です。
価格はプチプライスだけど、量が12gなので気を付けて!
【紫外線吸収剤】不使用の日焼け止めは肌にも地球にもやさしい
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、化学変化を起こさないのでお肌にも優しいと同時に、サンゴの白化の原因となる成分が含まれていないので地球にも優しい。
あなたのライフスタイルに合い、塗り心地のよいプチプラの紫外線吸収剤不使用の日焼け止めが見つかれば、そういうチョイスもアリですよねっ!
SDGsは、一人ひとりがチョットだけ頭の片隅に入れているだけで未来が変わると信じています。
絶対SDGsしないといけない!!となると、心が疲れますもんね。
今、心が疲れちゃったら本末転倒。
楽しめる範囲でジブンの周りのことをチョットだけ考えるだけで、それはもうSDGsです。